まず、車がディーラーに放置だったのでプラグコードその他諸々を持ってディーラーへ。
そこで、プラグコードだけ交換すればとりあえずは普通に走れると思っていたんですが、症状は変わらず。とりあえず何とか自宅まではたどり着けましたが、どうやらラジエータの電動ファンも回っていない様子。
まあ、その辺はまた考えるとしてとにかく普通にエンジンが回るようにしないといけません。
ということで、まずはヘッドカバーガスケットを交換します。
ディーラーで、パーツリストの図だけはもらってきましたが、整備書などはないので作業前にエンジンルーム内のいろんな場所を撮影しておきます。
作業の流れとしては、タワーバー、プラグコードを外して、インマニに接続しているパイプ、カプラなどを外します。
その後、今回はインテークパイプ(ゴムの部分)も交換するのでここも外します。これは交換する予定がなくても外しておくとスペースができて作業性が上がるかもしれません。
そしてインテークパイプのついでにエアクリーナBOXを外すととんでもないことになっていました。
エアクリーナーのスポンジがフレームから外れていたのです。それどころか、劣化したスポンジが粉状になってるじゃないですか。
これじゃあ、エアをクリーニングしないどころかごみを撒き散らしているだけです。
このあたりも今回の不調の原因のひとつかもしれません。
気を取り直して分解の続きを・・・
ランティス(V6)の場合スロットルボディには注意が必要です。どうやら冷却水がスロットルボディを回っているみたいで、ここにつながっているホースを外すと冷却水がこぼれ、組みつけのときに面倒になります。なので、インマニとスロットルボディの接続も外しておきます。
燃料配管もバラしたくないのでインジェクタレールもインマニから外しておきます。ここをとめているボルトが六角穴付ボルトなんですが、結構奥まったところにあるので通常の六角レンチではアクセスできずラチェットにつけられる六角ビットを買いに行くはめになりました・・・。
そこまでやったら、インマニをヘッドに止めているボルト・ナットを外していきます。さらにインマニの後ろ側に2箇所ボルトがあってこれも外さないとインマニを外すことができません。(下の右側の写真)
全部外せたらやっとインマニを取り外すことができます。
ただここもかなり厄介で、スロットルボディはインマニ側にスタッドボルトが2本ありますが、長さが絶妙で冷却配管がつながったままだと外れてくれません。インマニを持ち上げてから右(作業者にとっては左)にずらして外す必要があります。
また、インジェクタレールはインマニの前後バンクの間からいろいろと向きを試行錯誤しながら抜き取りました。もう完全に知恵の輪状態です。
そんなこんなでようやくインマニが取り外せました。
ヘッドはなかなかのオイルまみれです。
さらにひどいことに、インマニの中からポートにかけて細かい粉みたいなごみが付着しています。おそらくこれはエアクリーナの成れの果てでしょう。
ポート側のほうは速攻できれいにしてウエスを突っ込んでおきました。
エアクリーナ(エアダスター?)の被害はスロットルボディも同様でした。
とりあえず今日はこれをきれいにしたところで作業終了。
ものすごく雨が降りそうな雰囲気だったので撤収したところ、撤収直後に土砂降りが来まして危ないところでした。
明日はインマニの中を洗って、本命のヘッドカバーガスケットを交換します。
乞うご期待!?
どうでもいいけど”へっどかばーがすけっと”と打って変換すると”ヘッドカバーが助っ人”になる・・・・。しょーもなっ